規模が大きいことを誤差10%で見積もる話
何かこれまでに経験していないでかいことを、やるやらないと正しく判断するにはどうすれば良いか。
何か、は事業でもいいし、個人的なことでも。何でも。
でかいこと、はゴールまでの誤差がよくイメージできないくらいの程度。
やるやらない、はとっても大事ではっきり決められることに当てはめること。
正しく、は誤差だいたい10%。
それで、これまでに経験していないことが大体だけど、そのなかでゴールまでハンドリングしきるためにはどうすれば良いか。
大体を分解すると、これまでに経験したことと、してないことに分けられて、これまでに経験してないことを分解して、これまでに経験したことに落とす行動が基本。
そしてこれまでに経験したことに対して、
1:自分のこれまでの経験から誤差がどの位と捉えるか
2:分解した要素の数が幾つか
からでかいことをゴールするための誤差がどの位かが見積れる。
具体例。
「だいたいこれはいける!に対して、これまでに思うように行った(誤差1%!)ことってまーそこまでないよなぁ。半分よりちょい上めかなぁ」
だったら、誤差1%に収まる確率が60%。残り40%は誤差がもっと大きい。
天下り式に。でかいことを分解して、全部がこれはいける!状態になったとして、その数が20個になったとする。1%が全部悪い方向にいけば20%外すけど、普通はそんなことにならなくて、要素数の√に従う。だから√20は4.5%。そこに収まる確率が60%/68.27%=0.88σより3σ/0.88σ=3.4σだから、誤差4.5%×3.4=15.3%が99.7%の確率でこれはいける!の未来になる。
これじゃ誤差10%から外れてるから、 1:これはいける!の確度を上げる 2:思い通り行かない未来になってもいいや感を上げる のどちらかの手を取る必要がある。今回の場合は、1だと10回に9回は当てる程度で、2だと98.6%まで下げる程度。
20要素ならこんなもん、だけど、でかいことになればなるほど自分の確信と真実の近さと、諦めの覚悟が必要になる。 なぜなら、でかいことの規模はたいだい指数的だから。今年の織り納め
今年最後の機織りの日でした。
10月から3ヶ月かかった大作、ウールの大判ストールが今日やっと完成!!
90×210cm。
細い糸で織っているのでガーゼのようにふわふわであったかいです。
これから仕上げに、縮絨といって、お湯通しして 繊維をキュッとさせたら完成です。
振り返れば 糸に出会った2016年でした。
そして次の作品に向けて。。
ここのとこずーと、デザインを考えてました
今日 先生と話し合って次の作品の計画もたった。
糸もたくさん買い込んでいる。
来年の機織りも楽しみだなー?